債務整理の費用は?相場についてお答えします

債務整理をしたいけど、そもそも借金をしているから弁護士に相談しても払えるお金がないと相談をためらっている人も多いのではないでしょうか。

借金をしている人が債務整理をするときの費用は、いったいどうしているのでしょうか。相場と合わせてわかりやすく解説します。

債務整理の費用はどこから

債務整理といっても任意整理、個人再生、自己破産の3種類があり、それぞれにかかる費用も違ってきます。基本的には弁護士の相談することになるため、弁護士費用が必要になり、場合によっては裁判所へ支払う費用も必要です。

しかしそもそも借金が払えないということはお金がないということであり、一般的に高額とされる弁護士費用を捻出する余裕など、あるはずもないでしょう。そんな中で、いったいどうやって費用を支払うのかを詳しく見ていきましょう。

債務整理にかかるお金①弁護士・司法書士費用

債務整理は、実は個人で行うことも可能です。

つまり必ずしも弁護士や司法書士といった専門家を費用までかけて間に入れる必要がありません。ではなぜそういった専門家に頼むのかといえば、手続きが複雑でわかりにくいからです。とくに書類関係や法律関係などは、素人ではわからないこともたくさんあります。

また任意整理などは直接債権者と交渉する必要もあり、トラブルになることもあるでしょう。そういった事態を避けるためにも、弁護士や司法書士といった専門家に依頼する方が得策です。

さらに弁護士などに依頼することによって、取り立ては一時的にストップできるのも大きな利点といえるでしょう。

債務整理にかかるお金②裁判所費用

個人再生や自己破産は、裁判所に申し立てをして借金を減額、もしくは免除してもらう必要があるので裁判所の費用が必要になります。

借金自体は最終的には自己破産の場合はすべて免除になります。個人再生であれば、5分の1から10分の1程度まで減らすことができるでしょう。

相場はどのくらい

支払う金額には相場があり、弁護士や司法書士に支払うのは任意整理で10万円から20万円程度、個人再生の場合は裁判所への費用も含めて50万円から60万円程度、自己破産は個人差もありますが代替50万円を下回ることはありません。

まとめ

数十万円の費用を簡単にまとまって用意できるのであれば、そもそも多重債務には陥っていないでしょう。弁護士や司法書士の事務所の中には、相談は無料で受け付けているというところもあるので、まずは一度そういったところに相談してみることをおすすめします。

本格的に依頼する前に、費用の件をきちんと確認しておくようにしましょう。

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